住宅の外壁塗装

外壁塗装に用いる塗料の弾性と微弾性の違いとは?

塗料について

外壁塗装を行う際に利用する塗料の製品には、弾性塗料と微弾性塗料であり、主にこの2種類の塗料が挙げられます。
弾性塗料や微弾性塗料の異なる点は、伸び率が全く違う部分です。

外壁塗装の弾性塗料とは?

弾性塗料は、ひび割れに強い特徴をもっているために、通常の塗料よりも柔らかく伸びるので、ひび割れが発生する可能性が低くなります。
弾性塗料とは薄く塗るのでなく、分厚く塗らないと本来の効力を発揮する事が出来ません。
外壁塗装で使われる弾性塗料は、「JIS規格」によって基準が明確に決定されています。
「伸び率が20度で120%を超える種類」を弾性塗料と正式に呼んでいます。
一般的な弾性塗料は、「伸び率が20度で200%~400%」の値を示しているものが大半です。
JIS規格の基準の数値よりも、遥かに上回る塗料がかなり多くなっています。

外壁塗装の微弾性塗料とは?

微弾性塗料の場合だと、基準値そのものが決められていない為、参考になる値がないのが現状です。
こうした影響から、微弾性塗料を開発しているそれぞれの製作メーカーによって若干異なってくることが多いです。
通常の場合だと、「伸び率が50%~100%」の製品が市場へ多く流通しています。
外壁塗装専用に作られている塗装のほとんどは、微弾性塗料に当てはまります。